Q&A ”何故そちらの事務所では障害年金の実績を公表しないのですか? 本当はたいした実績はないのですか?”
今回はQ&Aでお送りします。
直接、障害年金の申請には関係ありませんので、もしご興味があればご覧ください。
たいした実績はない・・・と思います。特別・・・。
さて、主にお電話でですが、弊事務所の「実績」についてご質問を受けることがあります。それだけお問い合わせされる方が「本当に自分は障害年金がもらえるのだろうか?」と不安で、真剣に問い合わせをされているのかな? と思います。
以前は私もそのようなご質問に対し、弊事務所の実績をぺらぺらと説明したこともありました。
でも最近は、せいぜい
「うちの事務所の実績は受給率100%ではありません」
というくらいでしょうか。(というほど、最近は実績も聞かれないかも・・・。)
障害年金の申請をして、残念ながら「うまくいかなかった」事もあります。
そういう意味では、決して「大した実績がある」とは言えないと思います。(回答は以上です。)
勿論「うまくいかなかった」場合も、最後までしつこく粘ります。結構、しぶとい部類だと思いますので、私自身は・・・。
でも、例えば審査請求(不服申し立ての1回目)からご依頼を受けまして、
「これは受給できる可能性がある」
と言っておきながら、うまくいかなかったこともありました。
また、障害年金の申請をした後で、○○があり(あまり具体的な事は控えます。スミマセン。)、結果的に「不服申し立てをしてもうまくいく可能性がほとんどない」として断念し、受給できなかったこともあります。
実績は数字からではなく、行間から読み取っていただければ・・・。
他の事務所さんより実績がいいのか? 悪いのか? 受給率は?
それは「どこまでむずかしい案件にチャレンジしたか?」等も関係する話ですし、多少「運」も左右する部分がある、と思っています。(そんなあいまいな話じゃ困るかもしれませんが・・・。)
また個人的には、事務所を選ぶ際に数字をそこまで気にしなくてもいいと思っております。
おそらく、「やられた! だまされた!」というような「ひどい事務所」はないと思います。
皆さん国家資格者ですし、私がお会いする同業者の方は皆さん優秀な方です。(少なくとも、私ほど「とぼけている」人は少ないです。)
とりあえず、会ってみるなり、電話してみるなり、いろいろ質問してみて、相手の人柄を見て「気が合いそう」だとか「信用できそう」と思えば、その方とのご縁を大事にしてもいいと思います。
また、このようなホームページを色々と見て、行間で判断されれば・・・と思います。
一概に「こんなところは間違いない」なんて言える話じゃないですしね。
何故公表しないのか?
話が横にそれてしまいました。
弊事務所が実績を「何故公表しないか」ですが、
・ その数字自体に大きな意味を感じない。(個人的には。)
・ お一人おひとりのお客様との仕事の結果を、数字としてあらわすのは私の心情に沿わない。
といった理由によります。
匿名で実績を公表すればいいのかもしれませんけど、それをお客様が喜んでくれるか? と思うと、「そんなことないかな?」と考えてしまいます。(かわりに小説風のケーススタディーは掲載してありますが、私が勝手に作ったフィクションです。)
勿論、弊事務所でも数字ではなく「アンケート」だけホームページ上で公開しております。
でも、それは「書いてやってもいいかな」と思って下さった方のみです。
そのため、弊事務所のアンケートは、比較的好意的に受け止めて下さっている方が書いて下さっています。その辺りは差し引いて読んだ方が良かったりして・・・。
なんだか、話がとりとめなくなっちゃいましたね。
結局のところ、私自身の考え方が古臭いから、マーケティング脳じゃないから公表していない、といったところでしょうか。
なんだか、無駄に長くなってしまいました。
本日もお付き合いくださいまして、ありがとうございました。(社会保険労務士 海老澤亮)