大変だったし、悲しかったから、もう障害年金の申請はしない、という方へ。
こんにちは。
茨城県桜川市の社労士 海老澤亮です。
本日もよろしくお願いします。
今日は、以前も似たようなことは書いたと思いますが、障害年金の申請をされて不支給となり、悲しく、大変だったからもう申請しない、と思われている方向けに書いてみます。
年金の申請にこぎつけるまでに、予想外のことが起こることは多いです。
障害年金の申請は、実際のところ大変だな、と感じることも多いです。
理由としては、
①100人いらっしゃれば、100人それぞれに事情が違いまして、オーダーメイドで申請することになる。(こうやればOKということが、一概に言えない。)
②申請の途中で、当初想定していなかったことがわかり、計画の変更を余儀なくされることがある。
③物理的に作成する申請書類が多く、場合によっては長期間の出来事なども思い出し、作成しなくてはならない。
などでしょうか。
そのため、専門家でも、頭をひねりながら申請の手続きを進めることが多くあります。ですので、ご自分で、またはご家族が障害年金の申請をする、ということは苦労される方が多いですし、「ボタンの掛け違い」のようなことが起こることもあり得ます。
なぜ、そんなことを書くか? ですが、障害年金の申請をしてダメだった・・・ということで、必要以上に落ち込まないでいただきたい、と思ったからです。
私自身は、「障害年金の申請は超難しい」「1発勝負だから最初が肝心」などと、不安をあおる営業はしたくなくて、「敗者復活が十分にあり得る手続き」だと思っていただきたいです。
同じ病名でも、申請の難しさはまちまちです。
同じ病気のだれだれが障害年金の申請をしたら1級だった、などということでご自分と比べてしまうこともあると思います。病名が同じでも、その方の状況によって、申請の難易度はまちまちです。ですので、「あの人はきちんと認定されたのに、なんでうちはダメなの?」と思ってしまうでしょうけれど、自分のことを責めることではないと思います。
そういう時は、どなたか専門家に一度話を聞いてみたらいかがでしょうか? その際には、申請した時の書類があった方がいいので、もし手元になければ、申請先の役所に問い合わせてみて、控え書類をもらえないか、確認してもいいと思います。
まとめ
今回は、
①障害年金の申請は基本的に難しいので、申請がうまくいかなくても自分を責めない。
②同じ病気でも申請の難易度はまちまちなので、他人と比べて落ち込まない。
③一度、申請時の書類を見てもらって、相談に乗ってもらうのもあり。
ということを書いてみました。
何かのご参考になれば幸いです。
本日もお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
(社会保険労務士 海老澤亮)